「乾太くん」を新築で取付を検討されている方に!
新築であれば間違いなく設置ができるので、念願の「乾太くん」が使える!って感じでよかったです。。。ですが、業者さんに依頼はしたものの念のため設置方法を確認しといたほうが、あとあと問題になるよりいいと思いますので、
「乾太くん」使用歴10年以上のReeTチャンネルが、設置について詳細を解説いたします。
【新築】であればまず問題なく設置できます!が。。。
【新築】であればまず間違いなく、「乾太くん」をつけることが可能です。
ただ1点注意があります。
もしガスが通っていなかった場合は、ガスの引込工事が必要になってきます。
全面道路にガスの埋設管があれば、そのガス管を宅地内に引き込む工事を行い、
宅地内を掘削して建物までの工事も合わせて行わなければなりません。
ガス工事については全国でガス工事会社の区分が決まっており、その業者様に依頼をしなければなりません。
各自自体によって内容は変わってきますが、東京都の場合はガス引き込み工事に関してはガス会社で基本的に無償で行ってもらえます。宅地内工事に関しては費用が掛かります。
全面道路が私道だったりガス管が入っていなかったりで状況によって内容が変わってきますので、その辺りは管轄のガス会社にお問い合わせください。
一般の住宅地であれば、ガスが前まで来てるとは思いますが、ガスがない場合は無理なのか。。。
プロパンの場合は都市ガスよりもランニングコストが若干かかってしまいますが、それでも「乾太くん」を導入すことは可能です。
「洗濯機」を何にするか!が肝心!工事の前に必ず確認!
【新築】なので問題なく設置ができるので安心!!!
と思っていませんか?
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工事が始まってしまったら、工程通り進んでしまい中断することは難しくなります。
まず、工事が始まる前に(もし始まっていたのであれば早急に!)
「洗濯機」を決めてください!
なぜ、「洗濯機」を最初に決めなめればならないのか!それは「乾太くん」の場所を確保したいからです。
洗濯機は「縦型」or「ドラム型」
「洗濯機」といってもいろいろあり、縦型、ドラム型、それから容量など大きさが大事になってきます。
最近の縦型洗濯機大型化が進んでおり、高さもかなりあります。
そして操作パネルも上部にあったり、手前にすっきりしていたりと様々です。
縦型であれば、上蓋が1枚のものもあれば、パタッと半分におれるものもあります。
もし、「乾太くん」を洗濯機の上部に置くことを考えているのであれば、
縦型洗濯機の高さと操作パネル、上蓋の形状を確認しておく必要があります。
ドラム式であれば、逆に高さはあまり気にしなくても大丈夫です。
ドラム式はかなり大型のものになるので、洗濯パンの設置がうまくできていれば特に問題はないと思います。
「縦型」全自動洗濯機の高さを検証してみた!
まず、「乾太くん」の下に設置することを踏まえた検討になっております。
「乾太くん」と「洗濯機」自体が奥行き60センチ以上あります。
そして高さでいうと「乾太くん」と「洗濯機」間隔は25センチから30センチになるので!
その部分には注意が必要です。
大型の洗濯機(高さが。)ですと使い勝手が悪くなる可能性があります。
毎日使うものですので、洗濯機も実際にみて、そして高さを確認したうえで購入しましょう!
こちらの検証はあくまでも参考として見てください。
パナソニックは、操作パネルが奥のほうにあります。操作ができないわけではないので何ともいえませんがやや使いにくい感じがあります。
全体的に奥のほうが高くなっており、かなりギリギリな感じです。
上蓋が2つに折れるタイプなので、背が高くてもたためば高さはクリアします。
東芝はパネル自体手前なので、操作自体は全く問題ないです。
そして上蓋も2つ折りなので8kg、9kgで非常にコンパクトにつくられた洗濯機です。
「乾太くん」の下でも問題なく設置ができそうです!
HITACHIの洗濯機。操作パネルは前面に一直線なラインで構成されており、デザインもいいのですが、上蓋が1枚なので開くとややこれまたギリギリの感じというかふたが当たってしまう可能性あります。
設置には検討が必要です。
※以前の機種は取付実例がありますので、設置できるようですが、必ず寸法は確認してください。
洗濯機メーカーも毎年、性能やスペックが変わりますので、各社公式ホームページで確認をお願いいたします。
洗面脱衣室の図面に「乾太くん」を配置して見た!
一般的に洗面脱衣室の大きさといえば、「1坪」、もしくは「.75坪」で設計されている住宅ではないでしょうか。
その寸法で「乾太くん」を設置した場合の参考図面になります。
1坪タイプの洗面脱衣室
0.75坪の洗面脱衣室(1)
0.75坪の洗面脱衣室(2)
910(3尺)間口の場合
910(3尺)間口の場合は、640の洗濯パンを設置しても両サイドに70のアキ寸法ができるので
問題なく設置が可能です。
※柱105㎜、石膏ボード12.5㎜の時
※室内の天井高さや状況にもよりますので、施工店の方と相談して寸法等を確認し工事を進めてください。
「乾太くん」が窓にかかってしまう!
それと、一般的な洗面所の小窓の高さがH=1800くらいに設定していると思いますので、、、
「乾太くん」が来てしまうと窓のほとんどが重なってしまい、意味がなくなってしまう!
(何とか開け閉めできるかもしれませんが、かなりやりずらいです。。。)
こればかりは仕方がないです。
縦型洗濯機を想定しているので、専用架台は最上部まで上げての設置となります!
ですので、新築で検討している場合は
の位置も考えたほうがいいかもしれません。
配管工事が事前にできるので、完璧!
【新築】の場合は木造の場合、建物が上棟してから雨仕舞(屋根や外壁に雨が入らないような防水処置)をしあとに、配線、配管工事に入ります。
いわゆる骨組みの状態なので、この時に電気配線だったり、ガス管、お水やお湯、排水配管などを工事するタイミングになります。
設置場所は「乾太くん」は基本的に洗面脱衣室に設置するケースが多いです。
洗面脱衣室の洗濯機の上部に「乾太くん」を置くような形となります。
上記が必ず行う先行工事になります。
もし、建物の断熱材が「発砲ウレタン吹付断熱」であれば、
建物の断熱工事の種類として、
- グラスウール・ロックウール充填断熱(繊維系断熱材)
- 発砲ウレタン断熱
- スタイロ系外断熱
といくつかの断熱材がありますが、発泡ウレタンに限っては後から貫通工事をすることが
本当に大変なので、(場合によっては断熱がボロボロになってしまいます。)
断熱施工前に配管、配線工事をしてもらうようにしてください。
まとめ
【新築】なので特に問題になるようなことはないかと思います。すべてが新規に配管、配線工事ができますので。
まとめとして、注意点を上げるとすると、説明したように「専用架台」で設置する場合は
「洗濯機」と「専用架台」の関係を今一度確認してもらうことが大事かと思います。
設置業者様はプロなので特に心配することはないと思います。
完成後に「幹太くん」が使える日を楽しみに待ちましょう!!!
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