6月の梅雨時期で部屋干しだったりすると、どうしても乾きが悪くそして最悪の【生乾き臭】!
一度衣類についてしまうと、なかなかその嫌な臭いをとることができず、、、、
とても気になりますし気持ちが悪くて
最終的に処分しておりました。
その臭い洗濯物だけではなく、その周辺の洗濯物たちも臭いが移ってしまいます。
ほんとうに嫌ですよね。
でも「乾太くん」があればその嫌な臭いもつきませんし、「モラクセラ菌」も死滅させることができます。
「乾太くん」を使っている方も、使っていない方もこの「モラクセラ菌」、、、とても言いずらい。
って一体何者なのか?
そしてその臭いの原因と対策を知っていたほうが、安心かと思います。
ということで詳しく解説いたします。
「モラクセラ菌」とは?
「モラクセラ菌」とは?
モラクセラをウィキペディアで調べてみると、
プロテオバクテリア門ガンマプロテオバクテリア網シュードモナス目モラクセラ科に分類される真正細菌の属の一つ。グラム陰性球菌というものらしいです。
人や、動物の口腔・上気道・性器の粘膜における常在菌だそうです。
洗濯物を部屋干しした際に生じやすい。雑巾のような臭い原因菌。洗い残したたんぱく質などを餌に増殖し、悪臭を放つ。
健康な人や動物には無害ですが、免疫力が低下すると、日和見感染症を起こすことがあるそうです。
とにかく、不快な悪臭なのでこの臭いをかぐだけで相当のストレスになります。
「モラクセラ菌」は人の皮膚や、口、鼻などの粘膜にいるどこにでもいる菌ですが、洗濯物に付着すると、水分と皮膚などを餌にしてフンを出すようです。
そのフンが臭いの原因だそうです。
そしてその臭いがついてしまうとなかなかといっていいほど取れません。
ということは、衣類に水分を含んでいるとその菌が増えてしまう危険性があるということになります。
洗濯してから、脱水そして乾燥となる工程の中で、脱水から水分が抜けるまでの時間がとても重要ということになります。
「モラクセラ菌」の対策とは!
「モラクセラ菌」を発生させない方法は!
- 5時間以内に乾かしきる
- 部屋干しは狭いスペースで効率よく
- 洗濯物の間隔をできるだけあけて、風通しをよくする
- 扇風機、サーキュレーターをつかう
5時間以内に乾かしきる
生乾き臭を発生させないためには、濡れている状態がよくないので、できる限りその時間を短縮させることが重要になります。
時間でいうと、5時間以内に乾かしきることが重要です。
ではなぜ5時間なのか?
脱水が完了し洗濯が完了してから約5時間後に「モラクセラ菌」が大繁殖するといわれております。
ということは逆を言えば、5時間以内に乾かせれば生乾き臭は発生しないということになります。
ですが実際には、脱水後で乾かしきるまでに8時間以上かかる人が圧倒的に多いというデータがあります。
例えば主婦の方で、午前中に洗濯をすると思うのですが、
9時30分頃洗濯スタートして、だいたい10時ごろから洗濯を干す。
取り込むのは夕方というのが一般的ですよね。
5時間後で3時
8時間後で6時
5時間以内ということは、午後3時で完全に乾いていなければならないということ。。。
(午後3時を過ぎると湿度も上がるので注意しましょう)
じめじめした梅雨時期にはおそらく乾いていないでしょう。
それであれば乾かし方を工夫するしかないですね。
部屋干しは狭いスペースで効率よく
部屋干しは狭い部屋、狭いスペースがいいと聞くと、風通しが悪いく湿気が抜けない部屋をイメージしますが、狭いスペースの方が効率よく乾かすことができるのです。
先ほどお伝えした、条件の悪い部屋は(風通しが悪いく湿気が抜けない部屋)はNGですが、条件がマッチすれば狭い部屋で効率よく乾かすことができます。
- そのスペース内の湿度を下げる
- 除湿器、サーキュレーター等を使う
広い部屋、狭い部屋と聞かれれば、狭い部屋となりますが、
いずれにしろ、湿度を下げることができる場所がいいということになります。
広い部屋でも、エアコンで除湿やドライをかけて部屋全体がそのような空間環境になれば、もちろんそれでもOKです。
広い部屋ですと効率が悪く湿度を下げるのに時間がかかりますが、じめっとしている狭い部屋よりは絶対にいいとおもいます。
除湿器をうまく使って、サーキュレーターで風をおくってできるだけ早く乾かすことに全力を注ぎましょう。
洗濯物の間隔をできるだけあけて、風通しをよくする
私はこの方法がいちばん重要ではないかと思います。
洗濯ものの間隔をできるだけあけること!
やはり、洗濯物をただ、干していても干し方が重要なのです。
洗濯ものと洗濯物の間に、ある程度のスペース(空間)を空ける必要があります。
だいたい、10センチ程度以上、最低、握りこぶし一個分以上離してください。
ピンチはハンガーは一個飛ばしのイメージで使うと間隔があきます。
くっついていては乾くものも乾きません。
これは洗濯もの干しの基本中の基本ですね。
「乾太くん」やドラム式洗濯乾燥機もおなじで、乾燥機に衣類がたくさん入れば乾くのに時間がかかりますし、乾かない部分も残ってしまうことがあります。これは洗濯物の入れすぎで、洗濯物同士がくっついてしまっており離れていないのが原因になります。
それに合わせて、風通しがあれば乾く時間も短縮されます。
扇風機、サーキュレーターをつかう
部屋で洗濯ものを干すときは、扇風機かサーキュレーターを使うことをおすすめします。
洗濯物の下において、下から上に向けて洗濯物にあてるイメージです。
そうすることによって、湿気がこもりがちなところを解消して洗濯物が乾きやすくなります。
先ほどもお伝えしておりますが、
扇風機、サーキュレーターで風を当てつつ、洗濯物の間隔をあけて全体に風がいきわたるようにすると短時間で洗濯物が乾くようになります。
おそらく、5時間以内で乾くようになると思います。
是非やってみてください。
脱「モラクセラ菌」「生乾き臭」を出さない!干し方のコツ!
洗剤は入れすぎない。適量にしてください。
生乾き臭を出さない干し方のコツがいくつかあります。
その方法を紹介します。
まずは衣類についてですが、乾くまで時間のかかるものといえば厚手の衣類となります。
- デニムジーンズ
- トレーナー
- パーカー
- 厚手、大きいタオル類
汚れや臭いが気になるということで、洗剤を多めに入れたくなりますが、
多く入れすぎると逆にすすぎが完全にできなくなってしまうので、洗剤が残ってしまうことになります。
洗剤メーカーが推奨している水の量に合わせて、洗剤を投入してください。
洗剤多めはNGです。
それに合わせて、タオル類のために柔軟剤も多く入れることはNGです。
柔軟剤を多く入れすぎると、吸水性がなくなってしまいますので、洗濯量に合わせて
洗剤、柔軟剤を使うようにしてください。
洗濯の前に洗濯物を干す
洗濯物をカゴなり、ケースなどに入れるところがあるかと思います。
毎日洗濯する方でも、いくらかまとめて洗濯する方でも一時的にその中に保管されている時間があるかと思います。
洗濯物はその中で、くしゃくしゃに丸まって、たまっている状態です。使った直後のバスタオルであれば、湿っているので干しておこうかなと考える人はいると思いますが、はやり一旦、広げて湿気を飛ばす必要があります。
少しでも湿気を含んだ状態はあまりよくありません。
洗濯物の保管状態にも気を付けて、なるべく丸めず、広げた状態で保管し、洗濯前には湿気をはらうようにしましょう。
そうすることにより、臭いの発生を抑えることができます。
洗濯の干し方にも工夫を!
なるべく臭いの発生を抑える洗濯のコツがあります。
- 洗濯物を裏返して洗う・干す
- フード系パーカーはさかさまにして干す
- ズボンのポケットを外に出す
洗濯物を裏返して洗う・干す
生乾き臭のもとになる「モラクセラ菌」は皮脂などを餌にするため、肌に触れる側(内側)につきやすいです。
ですので、直接肌に触れる衣類は裏返して洗うことをおすすめします。
下着や肌着、パンツ、シャツなどは裏返しましょう!
そして、洗濯物を干す場合も裏返したままの状態で干しましょう!
肌に触れている部分を早く乾かすことが大事です。
また、裏にすることによって縫い目の部分が乾きやすきなります。こちらも効果あります!
裏側部分を風通しよくすることで、「モラクセラ菌」の繁殖を防ぎます。
裏返しに干すということは意味のあることなんですね!
洗濯物干しをテキトーにやっているわけではありません。
フード系パーカーはさかさまにして干す
フード系パーカーはさかさまにして干しましょう。
逆さにすることで、フード、袖回りが乾きやすくなります。
シャツは襟を立ててボタンをすべて外して、干す方法と、
バンサイ方式でさかさま干しがありますが、
さかさま干しの方が襟や袖口が早く乾きました。
ハンガーも場合はずれ落ちないように、左右にピンチ止めをすればOKです。袖のわき廻も乾きやすいです。
スペースに余裕があるときは、袖部分を別のハンガーにかけて乾かすこともいいと思います
ズボンのポケットを外に出す
種類によってはズボンもすべてを裏返して乾かしてもいいかと思いますが、
そうでない場合はズボンのポケットを引っ張り出して、ポケットの中を乾きやすくする方法がいいでしょう。
「モラクセラ菌」にも弱点がある!
「モラクセラ菌」にも弱点はあります
それは高温
もし、生乾き臭の臭いがついてしまったら、
60℃前後のお湯に粉末洗剤を溶かして30分ほどつけておく
先ほどもお伝えした通り、「モラクセラ菌」は高温に弱い性質を持っております。
なので、洗濯前に60℃前後のお湯に粉末洗剤を溶かして、だいたい30分ぐらいつけ置きしておくと、効果があると思います。
沸騰状態のお湯は素材を痛めてしまうのでNGです。
容器も熱くなりますし、やけどしないように注意をしてください。
重曹を使う
35℃から40℃のお湯に大さじ杯の重曹をいれて、だいたい30分前後つけ置きしておくと効果があります。その後洗濯をすると臭いがなくなります。
重曹は弱アルカリ性でなので皮脂汚れに効果があります。
洗濯にもいれることができ、臭い消しにもなります。
酸素系漂白剤をつかう(注意)
酸素系漂白剤も重曹と似たような感じです。
35℃から40℃のお湯に大さじ杯の重曹をいれて、だいたい20分前後つけ置きしておくと効果があります。
その後泡立って除菌されるので、泡立ちが終了したら、洗濯をしてください。
※使用される説明書を参照の上使用してください。
まずは重曹をつかってみて、それでも臭いが取れない場合は漂白剤を使ってみてください
アイロンがけ
これは結構めんどうな作業ですが、アイロンがけをして乾かすと効果があります。
ある程度乾いてきたころにアイロンがけをしてください。
洗濯物に水分が残っていると繊維の中にまで熱が届きやすいので、除菌の効果があります。
厚手物もより薄手のものに向いております。
まとめ
じめじめしている梅雨の時期は悩みますよね。
天気が悪い時の洗濯はいやですよね。
でも「モラクセラ菌」の知識が少しでもあれば臭くならず、洗濯物を干すことができると思います。
- 5時間以内に乾かしきる
- 部屋干しは狭いスペースで効率よく
- 洗濯物の間隔をできるだけあけて、風通しをよくする
- 扇風機、サーキュレーターをつかう
この4項目を常に意識して洗濯物干しを行いましょう!
「乾太くん」で強力温風乾燥をつかえば一発乾燥できます!
「モラクセラ菌」も99.9パーセント取り除きます。